押部町会 百万遍

押部町会 百万遍

百万遍とは、もともと念仏を百万回唱える仏教寺院の行法を指しています。念仏の難行を行うことや、「阿弥陀経(あみだきょう)」を七日間不眠不休で百万回唱える七日念仏という行法のことだったようです。それが数珠繰りとして民間に普及したのが、現在のかたちの百万遍です。
直径4、5メートルに及ぶ大きな数珠を十数人で囲み、持ち上げて回しながら「ナムアミダーブツ、ナムアミダーブツ」と家内安全・五穀豊穣・商売繁盛を祈願して唱えます。
現在は足立区の無形民俗文化財に登録されています。