決算特別委員会

「23区格差」について、マスコミ・本が、東京の西側・山の手と東側の下町とを比較し、山手は平均所得、大学進学率、中古マンション平均価格など、すべて下町より上回っていて、その格差は非常に大きい、と面白半分に取り上げている点から話を初めました。
しかし、現在の足立区は、区民意識が大きく変わり、
ビューティフルウィンドウズ運動・ベジタベライフなど、区民の意識が変わり、きずなが生まれ、やる気が高まり、知恵や工夫が作り出されていく、「協創」のまちづくりが行われ、文教大学や東京女子医大東医療センター移転があり「足立=負の連鎖」からの大逆転が具体化しています。
「足立区を誇りに思う」一昨年では、51%に上り、「そう思わない」の27%を逆転しています。
「23区大逆転」という著書も出ていますので、是非読んでみてください。

また、28年度決算については、実質収支比率4.5%、経常収支比率76.5%と、適正水準の範囲内であり、素晴らしい決算内容でしたが、都区財政調整交付金に頼らざるを得ない、自主財源の低い点が今後の足立区の大きな課題です。

※自主財源は、たばこ税51億円を含む472億円で、総額に占める割合が16.4%で、扶助費の生活保護費だけでも470億円とほぼ同額です。