足立区医師会主催 武見敬三先生講演会
「地域包括ケアシステム構築に向けた国の方向性」と題し、参議院議員 政策審議会会長の武見敬三先生の講演会が足立区医師会館で開催されました。人口・高齢化率の推移のグラフから2040年には高齢化率が34%に上り、入院患者も非常に多くなる見通しです。
そこで考えられたのが、地域包括ケアシステムです。2025年には団塊の世代が75歳を迎え、社会が大きく変動します。重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるシステムです。今後、認知症高齢者の増加が見込まれる時代になり、地域の自主性や主体性に基づき地域の特性に応じて作り上げていかなければなりません。
人手不足が叫ばれている昨今、自立支援等、高度な介護人材をアジアに求め日本で研修する構想があるそうです。